2018年6月30日土曜日

格ゲーを考察と分析。最適化と反復練習=基本の重要性

今回は私の大好きな格闘ゲームの影響について、考察と分析します。
テーマは「最適化」に絞って、格闘ゲームで学んだ最適化というとんでもない価値をエピソード重視で、「人生を最適化するにはどうすればいい?」まで分析と考察をできればなと思います。



決して、私のブログはネガティブキャンペーンをしたい訳ではないので、今回はエピソード重視で楽しく学べる記事を目指します。
その上で、体験談に基づくこんな悪影響もあるまで書ければと思っております。

前半にあたるこの記事は、エピソード形式で「基本」についてまとめてみます。



私はとにかく格ゲー(格闘ゲーム)が大好きなお子様でした。
世相的には90年代、ゲームセンター全盛期で、ツインビーや脱衣麻雀、UFOキャッチャー……ゲームセンターは娯楽に溢れていました。
また、ちょっとダーティーなアンダーグラウンドな雰囲気もたまりませんでしたね。

今年の夏にアニメ化されるハイスコアガールという大好きな漫画にも描かれている表現ですが、「心をくすぐられる」という表現がピッタリに思えます。
どことなく、むず痒くなるのです。



その中でも、格闘ゲームは圧倒的存在感を誇っていました。
あの時代に格闘ゲームに殉じた方達は、大袈裟ではなくゲームセンターという場所は戦場でした。

冷淡な目で見れば、「だいの大人達が何をやっているんだ!」で終わってしまう表現ですが、そうではないのです。
己のアイデンティ……それこそ、存在価値をぶつけ合うほど、私の先輩達はゲームセンター、特に格闘ゲームに情熱と培った技術をぶつけていました。


思い出します。
初めて見た時の衝撃を。

ストリートファイター2のあの心を揺さぶる音楽と初めて出せた時の昇竜拳の感動を。
キングオブファイターズ96を初めて見た時に「テリーとリョウが闘っている!」SNKのオールスター達が生み出す夢の競演を。
バーチャファイターで3Dポリゴンというシステムが生み出す衝撃とあっという間に溶けていく100円玉達を。


幽遊白書で主人公の浦飯幽助が、「俺は格ゲー派」といった影響も多分にあったと思います。
「アイデンティティ」がどうしても欲しくなり、私は導かれるように「格ゲーをやり込む」という道を歩んでいました。



小学生の頃はとても格闘ゲームが下手でした。
ストⅡのスクリューパイルドライバーなんか出せるわけもなく、⇒大パンチのただのパイルドライバーばかり連発していました。

他に出せる技は、エドモンド本多の百烈張り手にブランカのエレキックサンダー。
パンチを連打すれば出せる技ばかりです。

私はたまらなく嫌でした。
色物と呼ばれるキャラの技しか出せないことがたまらなく嫌だったのです。


中学受験も終わり、ゲームの許可が降りた際には、真っ先に格闘ゲームを買いました。
それもKOF96です。
画像はKOF98です。
いい画像なかったんだもん。




どうしても、テリーやリョウ、ゲームセンターで見て知った「草薙京や八神庵」なる明らかにカッコいいキャラを思うように動かしたかったのです。

自分が惚れちまったキャラが思い通り動かせないのが嫌だったのです。
子供の頃に見た猛者達のように、ゲームセンターという戦場へ行くために、「自宅で猛特訓」したかったのです。



コンボと呼ばれる流れるように自分の技が決まる瞬間に憑りつかれました。
何度もやっているうちに、指の動かし方やタイミングを掴み、自然と難しいコマンドやコンボ(連続技)も出せるようになりました。



特に、京様こと草薙京は本当に練習しました。
どうしても、「ボディが!がら空き!だぜ!」が出したかったのです。

格闘ゲームが詳しくない方が大半だと思うので、簡単に要約しますと、波動拳(四分の一回転+パンチ)のコマンドを出すと「ボディが甘いぜ!」なんです。
「ボディが!がら空き!だぜ!」を出すには、更なる追加コマンドを二回入力しなければいけないのです。



何度やっても私の京様は「ボディが甘いぜ!」「ボディが!お留守!だぜ!」しか言わないのです。
根っからの負けず嫌いな私は、何が何でも「ボディが!がら空き!だぜ!」が絶対に出来るようになるまで練習しました。

まぐれは嫌なのです。
「当たり前」のように出来なければ「苦痛」なのです。


そして、私の無意識は知らないうちに学んでいました。
「上達の一番の近道は、反復練習=基本の繰り返し」
だということを。

そして、もう一つ。
「体の動かし方の『最適化』」を学んでいました。

詳しくは、格闘ゲーム=ゲームの悪影響でも書きますが、「指」の動かし方だけに特化してしまったのだけが大きな反省点と悪影響な部分だと思います。

ゲームをやり込む人間は、指の動かし方ばかり上手になってしまい、体を動かすのが苦手な体質になってしまったなと考察と分析をしています。



……今日のまとめの考察と分析です。
良い悪いは別として、「基本の大切さと上達方法」は格闘ゲームが一番学べました。

私の分析ですが、格闘ゲームは「人を選ぶ=操作が特殊で思った通り動かし辛い」からだったと思います。
難しかったからよかったのです。

次回は続きのエピソードと「最適化」とは何か?
に論点を絞って、考察と分析をしてみたいと思います。

書いていると、篠原涼子さんの「恋しさとせつなさと心強さと」が聴きたくなりますね。
そういった「反応」をとってしまうのが、人間です。
でも、今は聴きません。

意味さえわかれば、人間は「最適な行動」をとれると思います。
優先順位を間違えにくくなるのですから。

0 件のコメント:

コメントを投稿