2018年6月6日水曜日

食習慣の影響~分析と考察~ファーストフードの影響力


私という人間を客観的に分析して、「ジャンクフードが好き。炭酸飲料が好き。ポテチが好き……好きすぎるくらい」という傾向があります。
最近こそは、意識的に食べないように出来ていますが、私生活が最低水準だったときは毎日のように、どれかを食していたと思います。

前回も少し書きましたが、「ファーストフードが世界を食い尽くす」でベストセラーになったエリック・シュローサ―の「おいしいハンバーガーのこわい話」を読んだので記事コンテンツにしてみます。



自分の子供の頃の食生活を思い出してみると、一時期から偏食になったと思います。
祖母に言われるまでは気づきませんでしたが、子供の頃はアジの開きが好物だったらしく、特別好き嫌いはなかったと思います。

しかし、私の食生活に強い影響を与えた存在があります。
ファーストフードと給食です。

私が通う小学校は、少し大袈裟な表現ですが、大多数が「給食がまずい」と訴えるくらいまずい給食だったと思います。

お師匠様には長くご指導を頂いているので、私の食の反応をよく知っていると思いますが、料理が拙い人やあまり美味しくない食事でも「まあ、これはこれ。大体、美味しく食べられる」という人間だと思います。

子供の頃から環境が変わることが多く、食の環境も変化することが多かったので、「出していたものに不満(自分の主観)を出さず満足する」という性質が身についたからだと思います。

ただ、小学校の給食は牛乳とフルーツポンチくらいしか楽しみが無く、好物だったはずの魚料理も嫌いになってしまいました。

友達が叫んだ(私が言ったかもしれません)「カレーもあんまり美味しくないよ!」というセリフは、強く記憶に刻まれています。



そして、ファーストフードの影響は絶大でした。
親がよく食べるから子供もよく食べる。
次第に、マクドナルドのポテトやモスバーガーのモスチキン、ピザーラのピザや湖池屋のポテトチップス(のり塩味)を好む体質になっていきました。

おそらく、好きになった強いきっかけは二つあります。
一つ目はピザの存在です。

両親は喧嘩ばかりしており、よく口論をしていた記憶があります。
ただ、テレビや食の好みが似ていたせいか、とんねるずの「保毛田保毛男やサンバーダード、ウッチャンナンチャンの電流イライラ棒」で大爆笑。
ピザを囲んでコーラを飲めば、どんな事があっても仲直り。

食事は家族で楽しい会話で分かち合う……ピザという存在が私に強く植え付けられました。


マクドナルドは今でも思い出します。
小学校二年生の頃、私はどうしてもマウンテンバイクを買ってもらいたくて我慢していました。

ある日、見知らぬ人にマウンテンバイクを買ってもらい、マクドナルドで食事しました。
その日の事は忘れません。

私の祖母だったと気づいたのは、しばらく経ってからだったと思います。
それからはどこに行くにも自転車で出かけるようになり、今の自転車に乗るのが好きという習慣にも繋がっていると思います。

仲の良い友達がマクドナルドが好きなのもあり、受験の息抜きで友達と遊べる時は、ドラえもんやクレヨンしんちゃんなどの映画をポップコーンとコーラと一緒に見て、マクドナルドで盛り上がりました。
友達の家で遊ぶときは、ゲームやミニ四駆で盛り上がり、三ツ矢サイダーとポテトチップスをよく食べました。


今日のまとめですが、両親にしても祖母にしても友達にしても私にしても、大手企業の戦略にまんまとハマった被害者達です。

私自身で言えば、食生活のだらしなさが生活習慣のだらしなさに密接に結びついていたと思います。

なぜなら今の自分があるのは、お師匠様の指導があるからです。
「体質を変えるには嫌いなものを食べることから」

ここ半年は徹底的に食生活を見直し、今に至っています。
今の自分があるのは、お師匠様のお蔭です。



この記事を書くにあたって、本当に久しぶり(ここ2年は食べたとしても数ヶ月に一回程度)にマクドナルドを食べたのですが、何故あんなに好んで食べたのだろう?と感じる程度の美味しさでした。

その素直な反応が、人間としての正常な反応だと私は思います。

『人は繰り返し行なう行為の集大成であり、習慣こそが優秀さである』
アリストテレスの言葉が全てを表していると思います。

利益のために一方的な刷り込み(繰り返し)から、子供達に正しい反応を教えることが教育のコアだと思います。


次回は、エビデンス重視の「食の影響」についてまとめます。
続きます。

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