2018年6月20日水曜日

AVの悪影響を考察と分析。私は良い売春婦事件に学ぶ性

ツイッターのトレンドタグで、「日本人女性」というキーワードが出たので調べてみました。
居てもたってもいられず、記事にすることにしました。
今回のテーマは、「AVの悪影響を考察と分析。歪められた性」です。


私は人のことを見下す悪癖がありますが、誰かが見下されていたり馬鹿にされたりすると無性に腹が立ってしまう人間なのです。

『SNS上に公開されたある動画が、悪い意味で大きな反響を呼んだ。
サランスクで撮影されたその動画にはコロンビア代表ユニフォームを着たコロンビア人男性と、日本代表ユニフォームを着た日本人女性二人が映っている。
コロンビア人男性は映像には映っていないほかの男性とともに、日本人女性の一人に「ハポン・ドス(日本2点)、コロンビア・ウノ(コロンビア1点)」とスペイン語で試合結果を言わせた後、「ジョ・ソイ・ビエン・ペラ」との言葉も口にさせている。

この「ジョ・ソイ・ビエン・ペラ」という言葉の意味は、「私は良い売春婦です」
動画は恥ずべきものであるとして、一気に拡散されることになった』

(yahooニュース「コロンビア人男性、サランスクで日本人女性に侮辱的言葉を口にさせる…深刻な問題に」より抜粋)
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180620-00000002-goal-socc

私は思わず、ツイッターでこう呟きました。
AV文化の悪影響がもろに出ていると思います。
日本人女性は変態の集まりではない

……ツイッターの書き込みを見て頂ければ、ご理解頂けると思いますが、私はサッカーが大好きな人間です。
大人になり優先順位度も変わり、前ほどの興奮をしなくはなりましたが、それでも大好きです。


忘れもしない日韓ワールドカップで、「イタリアVS韓国」の試合で、フェアな試合とはかけ離れた主審のジャッジに猛り狂っていました。
それはもう何度も、テレビに殴りかかってしまったくらいです。

韓国の人が許せないのではなく、サッカーという芸術、ピークの短い一瞬に全てをかけて国民の期待に応えようとする選手達のドラマを台無しにされたようで怒っていたのだと思います。


論点がずれるので、本題の「AVの悪影響」について考察と分析をしてみます。

忘れもしない一つのエピソードがあります。
私が統合失調症で救急車で緊急搬送された頃の話です。

その頃の話は長くなるので、論点を「性」に絞りたいと思います。



頭がおかしくなっていた影響なのか、感じ方がガラリと変わった影響なのか、何気なく見過ごしていたことにハッとしました。
その画像はドラゴンボールのブルマが、豚のウーロンのモノをバニーガールの格好をして、口に含んでいる絵だったのですがハッとしました。

「なんで、豚のキャラが雌豚呼ばわりしているんだ?」

そして、ハッとしました。
「美人を『雌豚』呼ばわりして、ふくよかな女性を『雌豚』と蔑まない」
「性も価値観が歪められている……トリックワードだ」
と思いました。

美しい存在を軽んじることで、優越感と支配感という歪な快楽に脳が支配されるシステムを強化するトリックワードだと私は思っています。
トリックワードは自作言語なので、また詳しくまとめます。



今回のテーマである「AV」についての悪影響にも確信が持てました。
「あまりにも特殊な性癖を刺激する分野が助長されていないか?」

ブログの検索キーワードが汚れるので、単語は出しませんが、動物としたり排泄物を食べたり、ジャンルは多様化と偏執化の一途を辿っています。
どうしても、そのようなことに興奮を抱いてしまう……その性質を責めているのではありません。

社会全体に「見過ごしがちな悪影響」が多すぎないか?と問いたいのです。

前の記事で、「今放映されているゲゲゲの鬼太郎に性への悪影響」があると書いたのと共通する部分です。

朝から、少女が触手で悲鳴を上げたり、獣化して闘ったり、猫娘が八頭身モデル化する必要性があるのか……視聴率が欲しい、影響力と話題が欲しいで考えれば、妥当な判断だとは思いますが、どうせならもっと良い影響を子供達が感じ取って欲しいものです。


思い返すと、私はセーラームーンと新キューティーハニー、エヴァンゲリオン世代で、性にも影響を受けていると思います。

AVからは論点がずれてしまうので端折る形ですが、自分が強く影響を受けた性は何か?を突き止めると、より発展した恋愛にも繋がると確信しています。
深い恋愛は、パートナーとの相互理解が必要不可欠ですから。
お互いの恥ずかしい部分をさらけ出せる関係も必要だと思います。


ポイントのAVに話題を戻します。
インドで日本人女性旅行客を凌辱した事件にも共通していると思いますが、「日本人女性はビッチ」だと世界的に思われているんじゃないかと気がかりです。
その強い影響の根源の一つが、ネットで大量に出回るジャパニーズポルノ(インターネットポルノ)達ではないでしょうか?

日本人男性達に問いたいのですが、日本人女性が馬鹿にされて腹が立たないのですか?


私は規制には反対な人間です。
規制をすればするほど、作品は表現手法ががんじがらめになりつまらなくなってしまいます。

重箱の隅を突くように、メジャー作品達がさらし首にされるよりも、もっと見過ごしている物を正す方が先決なのではないかと思います。



AVの悪影響をエビデンス(根拠)で見てみます。

『この雄の羊が同じ雌の羊と交尾をする時、射精するまでの時間がどんどん伸びていっているのがわかります(1回目は2分なのが、5回目には約17分かかっている)。

しかし、ここで雌を1回ごとに取り替えてみるとどうでしょう。
雄の羊は、5回目になっても2分で射精に至っています。
この現象を、クーリッジ効果(Coolidge effect: 新しいメスの存在がオスの性衝動を活気づけること)といいます。

このクーリッジ効果がインターネットポルノの促進を高めている』

『哺乳類には、目新しいパートナーを探し続け、子孫を反映させていくという原始的な習性があります。
目新しいパートナーを見ると、脳が反応し、ドーパミンが放出され、性的衝動が起きるのです。
目新しい雌の羊がいるかぎり、雄の羊は疲れるまで交尾を継続します。

それと同じように、インターネットポルノ視聴者も、ドーパミンの働きを得て、次から次へと目新しいポルノを求めることになります。
インターネットポルノ上では、男性は10分もあれば何人・何十人もの魅力的な女性を見ることができます』

『やさしさ、触感、におい、ホルモンの放出、感情、ふれあい、等。
インターネットポルノばかりを依存的に見ている者が、本当のセックスに直面した場合、どのようなリアクションが生じるのでしょうか。

つまり、インターネットポルノ依存症の人は、実際の性生活において何らかの支障をきたさないのでしょうか』

『ジンバルド博士が『The Demise of the Guys』(男性の崩壊)という本で述べていることによると、インターネットポルノ中毒、ないしは(性的)興奮・覚醒中毒の症状は、よくADHD(注意欠陥多動性障害)や社会的不適合、鬱、行動傷害、強迫障害
……などの症状と似ているため、間違われることが多い』

『ドーパミンが放出されると、同時にデルタFosBという物質が構成されます。
そしてデルタFosBが蓄積されると、制御機能に傷害が生じる。
つまり、脳の構造を変えてしまうのです。

この状態になった時、人は依存症と判断されます。
脳の構造の変化の第一は、先ほどもいいました通り、快感を感じる感覚が鈍るという変化です。

ポルノ依存症の人にとって、日常的に一般人が得られる快感では快感を感じることが難しくなります。
第二の変化としては、ポルノを見た瞬間に感覚を得られるということを脳が直感するようになり、ポルノに敏感に反応する』

『インターネットポルノ依存は、男性の性的活動に影響を及ぼしている、ということがあげられます。

勃起不全や射精障害が代表的な例です。
バイアグラなどの薬も、彼らには効きません、なぜなら彼らの問題は身体的なものでなく、心理的なものだからです』

『不安がとれ、記憶力や集中力がアップした。
女性に対しても、以前よりモテるようになった。
勃起不全も解消した。
まるで生まれ変わったようだ』

(logmi「ポルノ依存症の恐ろしい実態とは?」より抜粋)
https://logmi.jp/22759


『ポルノに触れすぎると脳がダメになる――
ハーバード大学医学部研究員がブログで証言』

『ヒトの場合、エロやポルノを介して同種類の刺激を受け続けた男の脳は、下垂体部に異常が出てしまうそうだ。
男のセックスにおいては、セックスパートナーが変わっても「女を支配したい!」「今だ、行け!」という性的欲求の“種類”は変わらない。
種類が変わらないのだから、その都度同じくドーパミンが放出される。

求めているエロスが目の前にあると、そのターゲットに向かって神経を集中させる。超集中状態、超快感状態……この連続がドーパミン過剰を引き起こす。
メスも当然ドーパミンが出るが、事を終えると相手にされなくなるのだからドーパミン過剰状態に陥らずに済む。

ところがオスは支配欲からドーパミン受容体が壊れるまでヤリ続けてしまう。
脳を守るために受容体があるのに、欲がそのキャパを超えてしまうのだ。
これがほかの食欲などとは違う、性欲の厄介な点だ』

『ただ快楽や感動を満たすためなら、同種類の欲ではなく他の対象に目を向けると良い。
性欲だけではなく、驚き、ショックなど、別の感動を得て脳に刺激を与えれば、脳は健全に育つものです』

(トカナ【警告】AVを見すぎると脳が壊れることが判明!より抜粋)
http://tocana.jp/2017/12/post_15281_entry.html



これは男性の方達に問いかけたいテーマなのですが、あまりにも私達は動物のように「性」に支配されていないでしょうか?
その助長する「性」を歪められてはいないでしょうか?
そんな動物の部分をいつまでも持ち続けるから、女性に嫌悪感を抱かれるのではないでしょうか?

綺麗事を抜きにして、私も「女性を乱暴にしたり、物のように扱う」ことに性的な興奮を感じる傾向はあります。
刷り込まれ、助長された価値観に支配されていたと思います。

ただ、その悪影響や葛藤こそが伝えるべきテーマではないのでしょうか?
より健全な性の反応、正常な反応こそが未来のテーマだと私は思います。

だからこそ、自分の性の反応を見直し、最適化することが重要だと私は思います。
それこそが、本当の「恋愛」の始まりではないでしょうか?


特に、絵を描く人や映像を取る人、芸術に携わる方達こそ「他者への影響」に重点を置いて、より心に刻まれる作品が生まれて欲しいものです。



そして、お互いがより良くなるために、「価値観の違いを正しく指摘し合う」のが大切だと思います。
世界中の男性も女性も大人も老人も子供も尊ばれる価値観こそが、「人権」ではないかと私は思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿