前回に引き続いて、「一秒の価値を考察と分析」します。
今回は、明るいエビデンスを後半に用意しています。
主に「集中力という一秒の可能性の偉大さ」についてまとめた記事です。
スポーツで言うところの「ゾーン」だと思います。
では、最初に改善するための方法論をご提示させて頂きます。
・「後回しにしがちなことから率先して終わらせる」
食事で例えれば、嫌いなものから食べて好きな物を食べて終わるというやり方です。
これはあくまで、私のようなうさめん(=後回し&先延ばし人間)に向けた内容ですが、行動の順番の食い違いこそが「先延ばしシステム」を強固なまでに強化してしまっています。
「人生においてどうしてもやらなければいけない事だけど、どうしても気が乗らない」ことこそ、少しずつやる癖をつけるようにして、やれるうちにやっちゃえる癖まで昇華するのが大切だと痛感しています。
つくづく思いますが、要は「今まで拒絶していたやりたくなかったことをいかに楽しくやっちゃうか!」
これに尽きると思います。
私という人間は、ついつい面白くおかしくしちゃうのが非常に好きな人間なので、自分が快楽に没頭してしまった時に「アディショナルタイムがあったらなぁ」でガラッと見え方と感じ方が変わったように思えます。
最初っから、5分延長をしちゃうダメな奴だと認識すればよかったのです。
そして、思います。
「もう5分だけ……」
それだけは一発レッドカードです。
前例や特例を設けるとどこまでも前例と特例を優先してしまうので、融通の利かないお役人さんの如く自分に「絶対、ダメ!」を押し付けるのがポイントです。
何より、延長なしでスイスイ行くと本当に気持ちがいいですから、自然と脳もシステムも延長を優先しないようになっていくと思います。
更に、これはお師匠様に教えて頂いたとっておきのやり方なんですが、「一日に必要なやることをリストにして、全部終わったら好きなことをやっていい!」というのは、脳も体も張り切りますね。
不思議なもので、ゲームやアニメばっか見るかなーって思ってましたけど、意外と見なくなるようになりました。
何もかも終わった後に、お気に入りのゆっくり動画を見たり、フォロワーさんの動画をちょろっと見たりすると、ギャグではなくゆっくり寝られます。
・「やる意味を理解する」
宿題にしろ、掃除にしろ、勉強にしろ、労働にしろ……奥が深いテーマです。
社会人になって同じことを感じる方もいらっしゃると思いますが、「教える側がやる(やらせる)意味と価値を理解していない」なんてこともザラにあります。
ハッとした瞬間の「そういうことだったのね!」は、私が思うに「脳にとっての最高の御馳走」な気がします。
ゲームで例えるなら、難解なダンジョンや難しすぎるパズルを偶然ではなく、必然的にクリアした場合、同等のご馳走を脳は食べることが出来ます。
しかし、ゲームはヴァーチャルの世界です。
現実で「美徳」とされているような行為が、「なぜ美しい価値観を持った徳」なのかの意味を心から理解することが必須です。
見え方、感じ方がガラリと変わると思います。
「意味」や「理解」はそれだけで考察と分析に値する内容なので、また記事になると思います。
・「見える形にする」
お師匠様に口を酸っぱく言われていることなんですが、見える形にしていくのは本当に大事です。
記事を沢山書いたり、沢山調べたりしたとしても、ある時「アレ?どこに書いたっけなぁ?」と思うことは多々あります。
趣味が最適化なので、フォルダや日付、場所と名前などベストを尽くしているつもりでも見つかるのに手間取ることがあります。
最近になってやっと認められることですが、「それだけ脳の記憶はいい加減なのです」
だからこそ、「紙に書く。手帳に書く。見えるところに貼る」
この三つは、大袈裟ではなくうさめん達にとっての「三種の神器」だと思います。
また、いい方法があったら別記事という形で書かせて頂きます。
今回はどうしても書きたくて、ウズウズしている重要なことを書きます。
「コンピューター能力で比較した脳の1秒の可能性」です。
書く前からワクワクします。
重要な結論を書きます。
「人間の脳の活動の1秒間はスーパーコンピューター『京』の40分間に匹敵するのです」
『世界で4番目に速いスーパーコンピュータである「京」を使い、実際の人の脳1%分に相当する10兆4000億個のシナプスで結合された神経回路のシミュレーションに成功しました。
これは小型霊長類であるサルの全脳と同じ規模に達するとのことです』
『日本とドイツの研究者チームが、人間の脳の神経回路シミュレーションとしては史上最大規模のものを、8万2944個のCPUと、1.4ペタバイトのメモリー量を持つスーパーコンピュータ京で行いました。
17億3000万個の神経細胞が10兆4000億個のシナプスで結合された神経回路のシミュレーションを行い、生物学的には1秒間に相当することを、京は40分かけて計算したようです。
また、この10兆4000億個のシナプスというのは、ちょうど人の脳の神経回路1%程の規模に相当し、小型霊長類であるサルの全脳の規模に達しているとのこと』
(「人間の脳の活動でわずか1秒間はなんとスーパーコンピュータ「京」の40分に匹敵することが判明」より抜粋)
……おそらくですが、前半の記事を読んだままだと「やっぱり自分じゃダメだ!」と思ってたとしても「1秒って凄い可能性があるんじゃん!」と興奮する方もいるかもしれません。
私はぼのぼのの「もう駄目だー!」状態からパワプロでいう「ノリノリ」状態に見え方が変化しました。
凄いと思いませんか!?
あんなに大量の費用と労力を使用した『京』ですら、私達の1秒に到底及ばないのです。
何が言いたいのかというと、
「夢を叶えるために必要な1秒を持続することが出来れば、人間はとてつもない可能性を持っている」
ということです。
自己啓発やセミナーがしきりに唱える「夢は叶う。願えば叶う。やればできる」結論で見れば、その3つを色々な言い方や表現をしているだけで、本質はこの3つだと思います。
私が思うにですが、その偉大な「集中力という奇跡の1秒」を如何に効果的に使い、永続的に維持できる「自分のシステム作り」こそが全てだと確信しています。
再三書きますが、「夢を叶えるためには」まず、自分が無意識に浪費している1秒1秒を徹底的に見直すことが全てだと私は断言できます。
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