2018年7月9日月曜日

童話うさぎとかめ考察と分析。瞬発力と持続力、快と不快

今回は童話「うさぎとかめ」を考察と分析してみます。
ツイッターがフォロワー100人突破したのもあり、ちょっとした記念記事です。




ツイッターでやっている「こっそりクイズ(回答者ゼロ&¥正解者ゼロを目指すマニアックなクイズ)」で出した第一問目の解答編になります。
ウサメン(うさめん)の由来は、童話の「うさぎとかめ」をモチーフにして名づけました。

うさぎメンタルヘルスという曲やその他ウサメン(うさぎのイケメン?)やUSAMENは後付け設定とかではなく、ほぼ見切り発車で始めたのがこのブログです。

笑点のように、末永く愛されるロングセラーになればと思っています。
うさぎの耳は長いですし。

うさめんの由来でもあるので、文章がキリリと真面目になるよう心がけます。
ギャグではなく、姿勢を正しました。

「物事に取り組む姿勢」こそが重要だという話でもあるからです。



まず、誰もがご存知だと思いますが、一分で読めるあらすじを載せている良いサイトを見つけたので、記載させて頂きます。


【一分でわかるうさぎとかめのあらすじ】

『むかしむかしあるところに、うさぎとかめがいました。

ある時、うさぎに歩くのが遅いことをバカにされて笑われたかめは、どちらが山のてっぺんまで早く辿り着けるか勝負を挑みました。

よーいどん!の合図でうさぎが飛び出すと、予想通りうさぎはどんどん先へ進み、あっという間にかめとの距離を広げました。


かめがあまりに遅いので、うさぎは一休みのつもりでうとうと眠り始めました。

しばらくして目を覚ましてもかめの姿が見えないので、うさぎはゴールを目指して走り出しました。

すると山のてっぺんで先にゴールしていたかめが大喜びしていたのです。

かめは、うさぎが居眠りしている間にも歩みを止めずに着実に進んでいたのでした』

(「うさぎとかめ あらすじ・ネタバレ」から抜粋)





……実に耳が痛い話です。
「これは、私のことだーーー!」としか思えないほどです。

もうご存知だと思いますが、当ブログのウサメンのプロフィールを記載します。
右下にちょこんとある奴です。




『ウサメン(うさぎメンタル)です。
意志薄弱、根気がない、体力もない、サボり屋、休みがち、疲れやすい、ゴールにたどり着けない……
そんな駄目うさぎが「本当の自分」に辿り着くまでの成長物語です』



現時点で、論点を絞る考察と分析が出来そうなので、軽めのまとめをさせて頂きます。
あくまで私の解釈ですが、童話「うさぎとかめ」という作品は、「油断と過信、驕りと怠惰」この四つの愚かさを教えてくれるとっても良い作品だと思います。

プロフを長々と書くのは最適化されていないと思い、少し端折っておりますが、「見下す。他者を馬鹿にする。自分を過信する。すぐに調子に乗って油断する。ちょっと成功するとまた調子に乗って驕り、横柄になる。すぐ怠ける」

私が……私のようなうさめんが忘れてはいけない、見て見ぬふりをしてはいけない。
どろろで言うところの自分を自分で失くしていく「魔神」達です。



私は典型的なうさぎタイプなので、うさぎ目線で書かせて頂きます。

「どうして、油断をして休んだのか?」
「どうして、相手を見くびってしまったのか?」
「どうして、少し休んでも間に合うと思ってしまったのか?」
「なぜ、いつもゴールにたどり着けないのか……」
「いつまで、ダメうさぎのままでいなければいけないのか……」

読み終わるたびにそんな気持ちになります。
それでも、刻み込まれた経験とデータは強烈で、大切なことほど「日常」を過ごしていくうちに、薄れ去ってしまいます。



調べているうちに、「うさぎとかめ」の童話には続きがあるようなので、そのまま美味しいとこドリップした内容を抜粋させて頂きます。
記事を書かれた方の抜粋力に感謝です。


↓↓ 以下、抜粋内容です ↓↓


<第1章>

ウサギとカメでレースして、
ウサギが途中でお昼寝してたら
カメが追い抜いて1位でゴールする


<第2章>

ウサギが「もう一度レースをしよう」と言う、カメも是非と応じる
今度は普通にウサギが勝つ

最後に参加者同士で写真撮影をするときに、勝ったウサギの横でカメが笑った
ウサギはカメに聞いた、「なぜ負けたのに笑っているの?」
カメは答えた、「最初のレースよりも自分のタイムが上がったからだよ。」


<第3章>

悔しいウサギはカメに持ちかけた、「もう一度レースをしよう」
カメは条件付きで応じた、「いいよ、だけど、次はコースを工夫したい。公平性を期すために、陸だけじゃなくて、海も入れようではないか」

勝負の結果、最後は、カメが勝利した
めでたしめでたし
という話なのです。

このストーリーから学ぶべきは・・・
「勝負の際は自分の土俵に持ち込め」
「相手と同じ条件で勝負して初めて優劣がつく」といったところでしょうか。

(『童話「ウサギとカメ」には続きがあって、衝撃的なラスト編と道徳的な美談編の2つがある』より抜粋)
http://www.papazine.com/entry/2016/06/26/210500



……いい話ですね、本当に。
二章も三章も感動があります。

元記事自体がよくまとめられているので、また軽めの考察と分析に留めます。
駄文ほど悪い味つけはないと思うので。

二章に関しては、「亀のカッコ良さに、全兎が惚れた」って感じです。
サラッとしてるところもまたカッコいいですね。

うちらはついつい、ドヤ顔じゃないけどもすーぐに「調子に乗ってしまいます」からね。
よく言えば、ノると強いタイプ。
悪く言うと、型にはめられると全然能力が発揮できない。

……と自分を考察と分析しています。



それから、自分に言い聞かせるために、厳しいことを一言でまとめます、
「本気を出せるのに、どうして『いつも』本気を出そうとしないんだ!」

この言葉に尽きます。




三章に関しては、いい膨らませ方ですね。
ドラゴンボールで言えば、ナメック星に突入した展開のようです。

あくまで、私の簡単な感想と考察、分析ですが……

「かめは自分の苦手なことでもコツコツと自己ベストを更新できるように励んでいた。

しかし、うさぎは自分の嫌なこと(この童話だと泳ぐこと)を避け続け、応用力や総合力を鍛えることが出来なかったから負けた」
と解釈しています。


そこで、私ウサメン(ツイッターでは「うさめん」)が考えた「幻の第四章」は(即興で考えます)……


悔しくて大泣きするうさぎ。

自分の愚かなところを反省して、一念発起して泳ぐ練習をするが、三日坊主で終わり、やっぱりだらだらしてしまう。

見るに見かねた亀さんが、「一緒に泳ぐ練習をしよう!」と誘われ、また大泣きしながら一緒に練習をすることを決意する。

最初こそ、上手に泳げなかったうさぎだが、亀さんの教え方が上手なのもあり、みるみる上達する。

数か月後、陸と海同じ条件でレースをする亀さんとうさぎ。
今度は仲良く、同じタイムでゴールをしましたとさ、おしまい。


……が、いいんじゃないかと思います。
気が向いたら、テコ入れはするかもしれませんが、現時点ではベストな気がします。



では、まとめの考察と分析に入ります。

童話「うさぎとかめ」をすごく簡潔に一言でまとめると、「瞬発力と継続力。どちらも大事」だと私は解釈しています。
つまり、うさぎが負けた根本的な原因は、すごく簡単に言うと「スタミナがない=長続きしない」という継続力が足らないのが最大の原因です。

極端な例ですが、軽々とゴールまで走り切り、「よーし! 暖まってきたから、もう一周走ってくる」くらいまで鍛えておけばよかったのです。
というか、私なら……あくまで理想の私ならですが、老亀さんを背負ってレースをします。

得意な陸で負けたくないという「誇り」
明らかなドラゴンボールの亀千人の修行の「影響」
もっと早く、誰よりも速くなりたいという「向上心」
大きなお世話だとしても、亀さんに自分が見ている景色をプレゼントしたいという「案ずる心」

……が入り混じった思いな気がします。

亀さんはもう「継続は力なり」この素晴らしい格言にまとめられている気がします。
しかも、海ではなく陸を継続は力なり出来るのが最大の強さであり凄さだと思います。

私がお師匠さまに教えて頂いたウサメンロードは、「自分が嫌うものに解決と改善の答えがある。止まらず歩み、止まらず走り続けろ」と噛んで含むように自分の中に落とし込んでいます。




うさぎにはうさぎの強さと弱さがあり、亀には亀の強さと弱さがある。

お互いが弱いところを最適化した教え方を「共有」することで、うさぎも亀も尊い存在になれる……そんな気がしてなりません。
インターネットでも当たり前に使われている言葉ですが、この「共有」という概念は最適化を加速させる最高のツールです。

最高のもの、皆にとって良いものは、皆が早く知ってよりよい使い方を学べた方がいいなぁ……と私は確信しています。

教えるだけでは最適化は不十分です。
なぜなら、学ぶ側の「学ぶ姿勢」も重要な要素だからです。

最適な学び方は冒頭に何気なく書いた「姿勢」こそが重要だなとお師匠様に接する度に実感します。



「実るほど首を垂れる稲穂かな」
この素晴らしい名言に全てが表されています。

誰だってそうですが、人間は「好きなことだけをやっていたい生き物」です」
だからこそ、「自分がついやってしまう好きなこと以外の神経システムをコツコツ育て上げる」

……実感からくるものですが、人生をより味わうためにはこの苦しくも楽しいトレーニングをコツコツ色々な種類で継続していくのが大事だと思います。

もう、皆様の頭に連想していると思いますが、筋肉トレーニングと同じ原理です。
遅筋には遅筋の鍛え方、速筋には速筋に適した鍛え方がある。

どちらも鍛えた方が、パーフェクト=理想を手に入れた自分になれるとしみじみと学んでいます。



私とお師匠様でよく話す共通の見解ですが、「脳には『快』と『不快』しかない。沢山の種類の『快』を育てるのが人生の攻略法だ」

攻略法という言葉はゲーマーならではの私の言葉ですが、これが「普遍的な一つの真実」だと私は思います。

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