今回は音楽シリーズ第一弾として「DREAMS COME TRUE(夢は叶う)」をテーマにしたいと思いました。
ウサメンロード自体が「真実への道」を目指して、一歩一歩着実に向かうのがコンセプトなので、よきテーマだなと判断したからです。
前提ですが、現時点でドリカムは私も大好きです。
思い出が沢山詰まっているからです。
私自身の見解ですが、ドリカムというグループは「夢へ向かう尊さと素晴らしさ」を唄っているように感じられます。
とても良い影響力が詰まっています。
決して、ドリカムや「DREAMS COME TRUE」という言葉を否定したい訳ではないのを記事を読む前に、ご了承ください。
まずはエピソードを少しだけ書きます。
私の母はドリカムが大好きでした。
豊川悦司さんと常盤貴子さんの名作ドラマ「愛していると言ってくれ」の主題歌「LOVE LOVE LOVE」の影響が多分に強いと思います。
母自身がトヨエツがものすごく好きだったので、単純にあのドラマのトヨエツに、「愛していると伝えて、愛していると言われたかったんだな」と今になって実感します。
気がつけば、母が亡くなった年齢とそう変わらなくってしまいました。
ごく不意に、「母と私が全くの他人で、私の方が若くとも年もそう変わらず、人間関係を維持」していたら、どんな未来と可能性があったんだろうと「空想」を描くことがあります。
「助けられるなら何が何でも助けたかった……」
「助けられなかった自分を悔いている……」
端的に言えば、「悔恨」という言葉がピッタリなように思えます。
様々な「後悔」と「無力さ」がジグソーパズルのように組み合わさり、こらえきれない「涙」や心がぽっかり穴が開いたような「失望感」に覆い隠されたりもしていました。
「思ったことが叶わない」
一つひとつの沢山の「矛盾」が私を壊したんだと思います。
そんな一つひとつが積み重なり私は完全に壊れました。
詳しい話は、他の記事でちょこちょこと出てくると思うので、興味がひかれた記事からお読み頂ければ幸いです。
そんな壊れた私が、「生きよう」とした最大の理由は、「意志」ではありません。
「根拠」を積み重ねた先の「確信」こそが、今の私の原動力なんだと考察と分析をしています。
掃除の記事と関連していますが、お師匠様にお願いをして「再度、弟子入り」の形をとらせて頂き、「お師匠様の言うことは絶対」を心がけ、一つひとつを出来ないことの連続ながらも精一杯取り組んでいました。
……数年前からだと思いますが、私の心は乾ききっていました。
「どんなに願っても、どんなに素敵な大きな夢を描いても、結局は叶わない」
私の人生そのものが、「結果」という形で証明するかのように積み重なっていました。
夢を描けば描くほど、「期待」という風船は大きく膨らみ、時間の経過と共に「失望」に変わり、ぺしゃんこに潰れてしまいました。
少なからず、皆様も同じような感覚になったことがあるのではないかと思います。
もう、数年は「心が空っぽ」だったように思えます。
皆を悲しませたくないから、「顔で笑って、心を乾ききらせて」いつも元気で明るい自分を「演じて」いました。
抜け殻のように、お師匠様の言いつけを守る、何とかこなすようにするので精一杯な毎日を過ごしていました。
そんなある日、一つの「エビデンス=根拠」に私は出会いました。
全米ベストセラー『残酷すぎる成功法則 9割まちがえる「その常識」を科学する』の著者、エリック・バーカーさんの記事達です。
……最適なタイミングだと思いますので、エビデンス(根拠)を挙げさせて頂きます。
『「強く願えば夢はかなう」かどうかを調べたニューヨーク大学心理学教授ガブリエル・エッティンゲンの実験によく現われている。
それによると、ヒトの脳はフィクションと現実を見分けることが不得意で、夢の実現を強く願うと、脳はすでに望みのものを手に入れたと勘違いして、努力するかわりにリラックスしてしまう。
ダイエット後のほっそりした姿を思い描いた女性は、ネガティブなイメージを浮かべた女性に比べて体重の減り方が10キロ(!)もすくなかった。
成績でAをもらうことをイメージしている学生は、勉強時間が減って成績が落ちた。
自己啓発本の定番であるポジティブシンキングは、まさに「間違った木に向かって吠えている」のだ』
(「残酷すぎるが言おう。9割の人は「成功の法則」をまちがえている」より抜粋)
……これこそが、私達が「願えば叶う。強く願えば、『思いの力』で夢を近づける」と「錯覚」させてしまう大きな原因なのではないでしょうか?
この記事を書こうとした要因の一つに、ツイッターでも呟いた「ヴァーチャル・インサニティ」と「ゲーム依存者と自殺者、うつ病の因果関係」の道筋が、しっかりと「根拠」という狂いの少ないコンパスを元に進めるようになったからです。
私自身が、「沢山のゲームにハマり、沢山のアニメに没頭し、感動的なスポーツに熱中し、後世に語られる映画に酔いしれた」からです。
辛い現実を変えたくて、「空想の世界にダイブしたがるコロコロとサイコロの目のように変化する『意志』ばかり」磨いてしまったなと実感しています。
最大の原因は、「現実」よりも脳が描く楽しい世界「空想」にどっぷり浸かってしまったのが原因だったんだと考察と分析をしています。
「ヴァーチャルの世界」です。
続きます。
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